特許庁とは?

query_builder 2021/12/29
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特許庁とは、知的財産に関わる事務を行う機関です。


経済産業省の外局という位置づけになっておりまして、中心となる組織は東京都千代田区霞が関にあり、そこは総合庁舎と言われています。


この辺りは官庁街と言われ、経済産業省、文部科学省、国会議事堂、首相官邸等が立ち並んでいて、壮麗な景観となっています。


私は元々某メーカーにて勤務しておりましたが、よく知られているようにメーカーの開発職の職場は基本的に田舎にあるので、そこから特許事務所に転職して初めて特許庁に行ったときには衝撃を受けたものです。


ところで、特許庁では特許をはじめとする様々な知的財産の出願書類を審査しています。審査の中心にいるのは言わずと知れた「審査官」です。


一般的に、発明者のかたが特許事務所に依頼した場合、その特許事務所が出願書類の作成、出願手続及び審査請求を代理人として行います。


特許庁はこの審査請求を受け付けてから、出願書類の内容に特許権を与えることができるか否かを、審査官を中心に方式面と実体面で審査します。


しかし残念なことに、一発で特許になることは非常に少なく、大体はまず特許庁から拒絶理由通知を受けます。この拒絶理由通知には、特許権を与えられない理由が記載されています。

そこから幾度か審査官とやりとりをして、最終的に特許権を認めてもらうという形になります。


そして実は、このやりとりのついては、書面だけでなく審査官と直接面談することもできます。


そのようなことから、特許事務所は特許庁の周辺(東京都の千代田区、港区、新宿区、渋谷区、品川区、中央区あたりを中心とする地域)に立地していることが多いです(これが特許事務所のテナント料が高くなる理由になるのですが)。


ちなみに、いざ審査官と面談してみると、思ったよりも優しいというか、低姿勢というか、そういった人が多い気がします。中には、出願人のかたの緊張をほぐすためなのか、面談の冒頭数分は全然関係のない雑談をして下さる審査官もいます。


今回はなんだかとりとめない話になってしまいましたが、特許庁の雰囲気が少しでも伝わったら幸いです。


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